今日は昨日の夜寝る前に改めて聴いて感激していたアルバムについて。
Alicia Keysは私が影響を受けているアーティストの一人です。
大好きです。

2014年に行われた横浜アリーナでの単独公演のパンフレット。
とても良いステージだったことを今でも鮮明に覚えている。


そんな彼女のデビューアルバムを改めて聴いて、思ったことを。勝手な感想です!

クラシックとR&B、ソウルが自然に溶け合うサウンドが素晴らしい「Songs in a Minor」。




Songs in a Minor
Alicia Keys
Bmg Int'l
2002-03-08


Alicia Keysといえば、不朽の名曲「If I ain't got you」で有名になったシンガーソングライターですが。
2001年リリースのこのアルバムを聴くと、必ずしもヒット路線を狙ってない、コア感がめちゃくちゃ良いです。

今は売れ線?狙いの曲も多いと思いますが、このアルバムを聴くと、彼女のミュージシャンとしてのバックグラウンドがすごくわかると思います。

アルバムジャケット:仮面をかぶった自分からの脱皮の始まり。

の前に、まず見た目から。

アリシアキーズって、今はすごくフェミニンで、かつサバサバした強い女性のイメージが強いように思います。


でも、最初の頃の曲やジャケットは、きれいなのかかわいいのか(両方ですが!)、それともかっこいい系なのか…どれ?
全部当てはまるのですが。
デビュー当時だからなんですかね、不揃いに混合している感じを受ける。
でもそれも好きなのですが。

帽子をかぶる心理は、なんとなくわかってしまいます。

何系?だとしても、どんな表情からでも「知的さ」が感じ取れるって、とても素敵だなって思います。
知的なんですよーとても。



ボーカル:心の奥から出しきれない想いをひしひしと感じる

聴くとわかるのですが、「パーン!」って感じがないんですよね。
プラスの雰囲気を全面に出す解放感というか。
それがかえって良いんですが。

このアルバムには、楽曲は全部で17曲も収録されていますが、いずれも自分の中と向き合ってるような感じがします。

どちらかというと、内向きな音と声。
魂と向き合っている感じは、まさにソウルですよね。

そんなボーカルは、技術的には明らかにAretha聴きまくってたでしょう!?と思える部分がたくさん。
シャウトとかまさに。

今よりも若くて、深緑よりは新緑のような感じを受けるのですが、それもとても良い。
惚れます。
や、すでに惚れてます。


ピアノ:めちゃくちゃクラシックで、高級感ありすぎ。

私もクラシックピアノ出身で、今もよくピアノを弾きながら歌います。
そしてノリは黒めなので、彼女のサウンドは耳を研ぎ澄まして聴いてしまうのですが、ピアノの音の使い方はもう、クラシック出身感がハンパないです。

メロディとか、高級感がめっちゃあるんですよ。
でもどこかで哀愁というか、闇の部分がすごく残る。
安っぽくなく、高級な闇です。

安定の裏ノリがお腹の奥に響いてつかんで離さない感じ。
NY出身者って感じをもう、めちゃくちゃ感じます。
あの街で育つとそうなるのか…と、訪れた記憶を頭に置きつつ聴いておりました。


「Songs in a Minor」アルバム収録曲必聴ベスト3

「Songs in a Minor」に収録されている、聴くべき楽曲ベスト3を勝手にセレクト。

TROUBLES


知性溢れるアリシアは貧しい家庭で育っているのですが、困難を目の前にして絶望的な気持ちになっている状況を歌っています。
高級感のある闇です。


A WOMAN'S WORTH

女性に対する尊厳とか、価値を歌っています。
女性の権利や社会でのあり方などをこの曲以外でもよく歌っているのですが、デビュー当時からその姿勢は変わらないのですね。女性に聴いて欲しいですが、それだけでなく男性にもぜひ。

Why Do I Feel So Sad?

人は変わるものですし、変わらないといけない場面やタイミングがあります。
その変化と引き換えに、失うものもありますよね。
変わることは悪いことではないけれど、そこでどこか寂しさを感じることもある。

やはり高級な闇です。

総括:「Songs in a Minor」は心や人の闇を高級感を持って届ける素晴らしいアルバム。 

わたしはそう思いました。
「パーン!」という解放感があるだけが歌ではないですよね。
わたしも、もっと心の闇を歌えるシンガーになりたいと思いました。


以上です!

MIMOGY「心のバリア」ライブ映像。