シンガーMIMOGYの働くオトナのココロと音と。

働くオトナの心に寄り添うポップソウルシンガーMIMOGY-ミモギィ-がお送りする雑記ブログ。 現代社会で働くオトナの心に寄り添う音楽や文章をお届けします。

北海道札幌市出身、身長170cmのAB型。北海道大学法学部卒業後上京し、大手IT系コンサルティング会社に就職。
度重なる激務や末期癌による父の死などが重なり、心身共に疲弊した結果うつ病に。「生きること」と正面から向き合う中で、秘めていた音楽への想いに正直になることを決意。
2014年11月からMIMOGY-ミモギィ-として音楽活動を開始。
クラシックピアノとブラックミュージックをルーツにし、現代社会で生きるオトナたちの心に寄り添う歌詞を乗せた音楽を届けている。
全ての歌詞は実話から。ドキュメンタリーを歌います。
HP(https://www.mimogy.net/
シンガーソングライターを始めた理由(http://mimogy-popsoulmusic.blog.jp/archives/21453126.html

MIMOGYの過去から現在(エッセイ風)

偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。最終回。

北海道は春も夏も短く、秋はそこそこあるけれど、11月はもう冬。
11月、12月と刻々と時間だけが過ぎていく日々。

成績という数値に一喜一憂する…
ということは、しないようになっていた。
やっても成果が見えず前に進まない状態。 
ここを、平常心で乗り越えるには、淡々と過ごしていくという術が必要だった。

もう、修行僧のような気持ちで。

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良くても、喜ばない。
逆に、悪くても凹まない。
でも、絶対に結果は出るはずだと信じてひたすら勉強して過ごす。


クリスマスもお正月も、そうやって、朝から晩まで同じ状態で過ごすようにしてました。

これって、何かを実現したいときに必要なスキルだと思うんですよね。

何かにチャレンジするとき、すぐに結果が出るようなことばかりではない。
一喜一憂するのはすごく人間らしいんだけど、
でもそれに振り回されると精神的にすごく疲れるし、コントロールが効かなくなる。

受験は期限が決まっているんですよね。
なので、それまでは、淡々と過ごしていました。
ひたすら過去問を解く日々。


そして、センター試験当日。
魔のような2日間。

1日目、2日目、ともに淡々と過ごし、感情を忘れたように問題を解きました。




その結果。









8割ぎりぎりゲット!!!


でも、理系科目は…
数学⇒二つ合わせて130点(1つは100点で、1つは30点だった)
生物⇒40点(わたしは本当に理系ではなかった)

数学の30点だった方は、30点取れてよかったなって感じですよねww
当日わからなすぎて、マークシートのうち9割全部3にしましたもん。

文系も理系も主要な科目に傾斜配点になるので、
文系のわたしは英語と国語を9割以上取って凌いだのだった。

二度とセンター試験は受けたくない。


そして2月の二次試験は、国語と英語と数学だったけど、
ギリギリ?合格点を取って滑り込んだのでした。

当日は雪で試験時間が3時間も遅れて、
なんなんだっ!てその時だけ無駄にイライラしたなぁww
スタバでシュガードーナツを2個も食べた記憶が。


試験が終わった瞬間に全ての問題集とノートを捨てました。
うん、これも二度と受けたくないな。




この「受験勉強」という中で得たスキルは、音楽活動を含めて、
いろいろなところで役立っているなぁと思います。

特に、結果がすぐに出なくても淡々とやることをやり続けるということは、
いろいろな場面で役に立っています。

ただ、これはやりすぎは禁物です。
自分がやりたくないこと、向いてないなと思うことに対して、
我慢するほどの意味やメリット、必要性を感じられないなら、
今すぐにでもやめたほうがいいです。


我慢してでもこの壁を乗り越えて、やりたいことをやるんだ!
みたいな気持ちがあるなら、おー!がんばれ!と思いますが。

そうじゃなくて、ただ我慢してつまらない日々を送るなら、
好きなことや得意なことに時間を割いた方が、よっぽど意味があると思います。
同じ我慢でも、時間の使い方としてもったいないので…。

あと、文句ばっかりの人になると思いますし。
よくいますよね、愚痴ばっかり言ってきてめんどくさい人。

*関連記事*
愚痴ばっかり言い続けてきてめんどくさい人への対処法。
 
 
だから、理由って大事ですよね。

なぜやるの?

ってことが。

その「なぜ」がわかれば、どんな壁が出てきても、ぶれなくなります。

逆に、「なぜ」が明確じゃないうちは、ぶれるのはあたりまえなんです。

これは、プロジェクトを進めるうえでも同じ。

で、「なぜ」がわからないなら、行動しながら見つければいいんだと、
そんなふうにいつも思います。

周りはいろんなことを言います。
でも、見えている範囲でしか言えないんですよ。

聞く必要があれば聞けばいいけど、振り回されても意味がないです。

目指すゴールは人それぞれです。
わたしが受験生のときに、ぜったいに北大に入るし!と思ったのは、
高校に落ちたときに一緒に勉強していた子が
「そんな高校じゃもう大学なんて行けないね」と言ってきたからです。

見返してやる!!

これが原動力です。
わたしは根に持つタイプなんですww
卑怯な手段には走らないですよ、正当な方法で敵を倒します。
頭や要領がそこまで良くなくても、コツコツ続ける才能はあるんです。



だって、受かった喜びよりも、これで見返せる!と思ったのが先だったし。
合格発表行ってないし。
家に郵便物が届いて知ったし。



ちなみに、わたしに嫌なことを言ってきた子は、落ちたらしいです。
ひどいこと言うからですよね。ざまぁ!


今、音楽活動をしていて、似たようなことをされるときがあります。
めっちゃひどいことされるときもあるし、言われることもあります。
MIMOGY活動3年目にして、やっぱりいろいろ思うことはあります。

でも、言われたこと、されたことは、全部わたしの今後のための原動力になっています。
どうぞご安心ください。

マイナスはプラスに変えられるんです。いくらでも。
本人がその出来事から何か得られると思えば。
それがわからない人は、うまくいっていそうな人の足を引っ張るんです。


「なんでわたしと同じように失敗しないのよ?応援なんかしないわ!」
みたいな思考回路の人は、かなり残念ですよね。
一緒にいるとエネルギー吸い取られそう。
さっさと離れて「幸せになってね」と心の中でつぶやこう。
変な嫉妬心や執着心は捨てた方が、もっと前向きに生きられると思いますよ。

ヒントは日常にたくさん転がっているんだから。

諦めないでもがけば、いくらでも次のステージは見えてくるんだよ。

<バックナンバーはこちら>
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その1。
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その2。
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その3。 
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その4。 
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その5。
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その6。
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その7。
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このシリーズを最後まで楽しみに読んでくださった方、
どうもありがとうございました。

いつも読んでくれる方から感想を頂いたりして、
その感想が次を書くための原動力になりました。

大学受験に限らず、 何かに挑戦しようとしている方、思うように成果が出ない方、
まいにち悩んで悶々としている方が、何かを感じてくれたらうれしいです。


この話を書いたのは、実は次の新曲のためでもあります。
そのことは、明日にでも別記事で書きたいと思います。


一方通行な人生を自分らしく生きる!「One way」



 


偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その7。

大学受験というのはすごく過酷だと思う。
国立大学の場合は特に。

もうすぐ廃止されるセンター試験を、その頃は5教科7科目受けなければいけなかった。
くわえて、2次試験もあった。
数学もあった。すごい嫌だった。

両方8割くらいは点を取らないといけなかった。

夏を過ぎても相変わらず数学はできなかった。
たまに模試で100点中33点を叩き出すときがあって、
もうやめたいと何回も思った。

そして、文系でも1つは受けないといけない理科もできなかった。

略語とか記号とか、そういう暗号めいたものが苦手だったから、
化学は無理だとすぐに判断して生物をやることにした。


生物の先生とは仲が良かった。
でも、生物の勉強の内容については、
見た目が気持ち悪くて勉強する度に食欲がなくなった。


あぁ。
もうこれは辛い。

お菓子だけが頼り。
メンタルバランスも崩しつつ、立て直しながらこんなチョコレートにお世話になる毎日。

一番好きだったのはアルフォート。

お金が入ってますが!? 
すごい。

こんなアカウントあったのね…。
このDARSをいつも食べていた。

クランキーチョコとか。

明光義塾とコラボ!
ほー!
ちなみにわたしは大学生のときは個別指導の塾の先生をずっとやっていました。
受験生専任みたいな感じだったなぁ…



あとオレオもアツい。
販売中止ですと…!?
まじですか…なんてことだ。
わたしの青春。
買いだめした方がいいかなぁ??

と思ったら外資系メーカーが販売を続けてくれるらしい。
どんどん主導権を取られていく日本。


これらは今でもよく食べてしまう。
よく家で食べている。
制作中とか、集中力切れたときとか。

これ食べまくってるときとか、休憩した方がいいですよって誰かに言ってほしいww


正直、受験生ってこの時期は勉強しかないから、音楽とラジオ以外だったら、
お菓子食べるか友達と「勉強しなきゃだねー」と言って
アイスかクレープ食べるくらいしかないですよね… 
サーティーワンのお世話になりました。アイスも好きです。


わたしの行っていた高校では、国立大学を目指す人自体が数えるほどだったので、
一緒に勉強しようぜ!的なノリも持てず、孤独な戦いを繰り広げておりました。 

この頃、家族や先生のサポートはあったにしろ、
身近な周りには頼らずに一人で乗り越える強さを学んだ気がします。


この、仲間なんていなくても乗り越えないと!乗り越えるんだ!
という気持ちを持つのは、良いようで実は悪い部分もあって。

簡単に人に頼れないんですよね。
巻き込めないんですよね、人を。


それが最初の頃の音楽活動での壁のひとつでしたねーww
あ、会社員1年目も苦しみましたがww
一人で抱えて自爆するの巻でした。
危険危険。
これはまたマンガか!?と思えるような事件だったなぁ。


こういう過ごし方している人がもし多いんだとしたら、
社会に出てからたいへん苦労すると思いますので、
多少なりとも人とちゃんと関わってくださいw


部活とか入ってたらまた違ったんだろうけどねー。
予備校も結局ほとんど行かなかったしねー。
家でZ会を黙々とやる引きこもり受験生だったわ…


そんなわけで、山場と言われる秋は大して成績も伸びず、
モヤモヤしながらお菓子をやけ食いをする日々を過ごしたのでした。


ちなみにこのときの総合判定は、C~Dを行ったり来たりしていたよ。
(A~Eの5段階で判定だった)
先生にいつも、元気を出せと言われていた。出ないし。


嫌ですよね、テストで人間を判定しないでくれ!



次回がシリーズ最終回です。


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偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その1。
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その2。
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その3。 
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その4。 
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その5。
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その6。

 
 



 

偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その6。

北海道の夏は短い。
温暖化でどんどん長くなっているとは思うけど、でも短い。

7月末くらいからお盆までの短い夏を楽しむのに、
海でバーベキューをしたり、キャンプしたりするのが好きだった。
さすがにこの夏は行けなかったけど。
海でキャンプするのは普通だと思っていたけど、そうでもないらしい。


本当に、毎日勉強しかしてなかった。
寝て起きて勉強する以外は、ラジオと音楽しかなかった。

学校の木でできたイスにずっと座っていたので、とある問題が発生した。

おしりが痛い。

これは、冗談じゃなくて、大問題だった。
肌が猛烈に弱いわたしは、座り続けているせいで、
おしりにイスのフチと同じ長さの跡がついて、たくさんブツブツのできものができた。
すごくショックだった。
このとき、特に見せる相手はいなかった。
でもすごくショックだった。
あの木のイスは本当によくない。

女子高生Mは考えた。

そしてある方法を思いついた。

翌日学校に、あるものを持参した。

「おい、それはなんだ?」

自由奔放なわたしの扱いが一番上手だった、ある英語の先生に呼び止められた。
この先生は、わたしの担任の女教師の担任だった先生だった。

私立では、かつての生徒が自分の出身校に先生として戻って来ることは、よくある。
なので、わたしがあまり担任とうまくいってないことも、その理由も理解していた。


「え、座布団ですよ」

「わかるけど、なんでそんなもの持ってきてるんだ」

「おしりが痛いんですよ」

「は?」

「だから、おしりが痛いんですって」

すごく笑われた。
でも、特にそれ以上は何も言われなかった。

教室に入って座布団をしいて、イスに座っていた。
周りがざわざわしていた。

「え、なんで座布団持ってきてるの!?」

という子がたくさんいた。
誰もそんなことはしていなかった。

「おしり痛いから持って来たんだよ」

「…ほんと痛いよねー、わたしも持ってこようかなぁ…」

女の担任に、
「ちょっと!そんなものなんで持ってくるのよ!」
と怒られた。

「おしりが痛いんですよ」

何回言わせるんだと思った。


次の日、クラスで3人くらいの女子が座布団を持ってきた。

日が経つにつれて、座布団率が上がっていった。
進学する組のクラス計4組で、座布団ムーブメントが起きた。

みんな実はおしりが痛かったのだった。
誰かがやらないと、状況は良くならないのだった。
女子だけでなく、一部の男子も座布団を持参するようになっていた。


座布団ムーブメントを起こしたわたしは、
隣のクラスに移動して受ける授業にも座布団を持って行ったのだけど、
よく忘れたまま自分のクラスに戻るので、
「座布団忘れてるぞー!」と男子たちに笑われながら届けてもらっていた。

正直これくらいしか、面白いことがなかった。
相変わらず数学はできなくて、志望する学部を変えるかすごく悩んだ。
文学部にしようか迷った。

毎日、数学というものはなぜ必要なんだろうか?と考えていた。
数字なんてなくなればいいのにと思っていた。
電卓でいいじゃんと、誰でも一度は思うことを思っていた。

でも諦めないで、同じ問題集をひたすら繰り返して解いていた。
余計なものに手を出さないようにすることだけは気を付けた。
焦って手を広げるのは一番よくないと、いろんな人に言われたからだった。
ここでもやっぱり、選択と集中は大事なんだなと思った。


その後、わたしは結局、数年後に社会人になって初めて入ったコンサルティング会社で、
ITと会計をやる羽目になったのだけど。

つづく。

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偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その1。
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その2。
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その3。 
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その4。 
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その5。 
 

 


偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その5。

カレンダー上は春になったはずなのに、札幌は相変わらず寒かった。
雪が道ばたに残る4月に、受験生と呼ばれる学年である高校3年生になった。 


受験生になったからといって、クラスの雰囲気は変わらなかった。
良い大学に進学させるぞ!と意気込む一部の先生を除いて、
特にピリピリもしていなかった。

相変わらず担任の女教師の頭は薄かったし、
ほとんどの授業はただ教科書を読むだけで面白くなかった。
授業中は英語と世界史以外は違う勉強をして、限られた勉強時間に充てていた。

たまに、ブレイクダンスにハマった悪友男子が
「お前、何勉強してんだ!YO!」と踊りながら近づいて来るときは、
邪魔するなよと思いつつ、それなりに気分転換をしていた。
今、学校の先生をしているらしい。


わたしは部活には入っていなかった。
運動部は全国大会に行くようなレベルのものしかなかったし、そもそもスポーツが嫌いだ。
唯一興味を持ちそうな吹奏楽部は、いつも不自然なリズムと不協和音を奏でていた。
進学する組のコースの先生たちは、部活に入っている生徒に部活を辞めることを推奨していた。

なので、特定の部活に所属することはしなかった。

幼少から続けていたピアノと書道と英会話に週3回通いながら、並行して受験勉強していた。
でも、少し前からクラシックピアノに嫌気がさして、ピアノから離れたかったわたしは、
この頃からジャズピアノに転向したものの、秋頃には一度ピアノという楽器から離れたのだった。
やめなかったのは、両親がやめるのを反対したからだった。

その後、人前でピアノを触ることはほとんどなかった。
東京で音楽活動を開始するまでは。


ピアノを弾くことなんかより、歌うのが好きだった。
その頃は、BeyonceやDestiny's Childや、Mariah CareyやMISIAが好きだった。
Sheryl CrowやDes'reeを聴いて、Christina AguileraやLauryn Hillを聴いて、
StevieやDonny HathawayやCarole KingやChaka Khanを聴いていた。
たまにスガシカオも聴いていた。

Arethaもたまに聴いていたけど、歌うのが難しすぎて悲しくなって、
そのときはあまりたくさんは聴かなかった。
人間は生まれ持ったものがあるんだなと、すごく絶望的な気持ちになった記憶がある。


そしてラジオばかり聞いていた。
知らない曲がたくさん流れて、気になった曲を改めて片っぱしから聞くのに役立った。

そして家で勉強のストレスの発散のためにずっと歌っていた。

家で歌っていると「勉強してるのかあいつは!?」と父は母に文句を言うのに、
ピアノを弾くと全然文句を言わない、そんな状況には内心腹が立っていた。


ラジオをかけながら勉強していた高校2年くらいから、わたしは一切テレビを見なくなった。
見なくても生きていけると知ったのもこの頃からだった。

世間のニュースを知ることよりも、目の前の問題に取り組む方が大事だった。
しょせん消費されるだけの情報にいちいち反応するより、やることを精一杯やろうと思っていた。


なので、「今日こんな事件あったよねー!」と言われても、
「そうなんだ」くらいしか返答できない、会話のしづらい場面が何度もあった。
選択と集中を学んだような気がした。
でも、集中しすぎだったような気もする。


テレビを見ないという習慣は、今も変わってない。
テレビは家にあるけど、もはやテレビのケーブルをつないでいないので、番組を見ることがない。
コンセントもいつもは刺さっていない。

今は、パソコンで曲を制作するときに画面を拡張するために使うくらいだ。
もはやただのモニターでしかない、わたしのテレビ。


わたしの成績は、英語と国語が偏差値70以上をキープしていた以外、
特に変わっていなかった。

予備校なるものに行った方が良いかと思ったけど、
講習を受けてみたら、一番前の席でも開始5分で寝落ちして講師があきれていた。
行っても意味がなさそうだったので、行くのをやめたのだった。

相変わらず数学は苦手のままだった。

とりあえず、興味のない話を聞かされ続けるとすぐに寝るので、
自分で考えられるようにZ会をやっていた。
でも、良くても偏差値50前後を推移し続けて、そのまま夏を迎えた。
 
つづく。

<バックナンバーはこちら>
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その1。
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その2。
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その3。 
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その4。 







偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その4。

悔しさというのは、いつも何かの原動力になる。

「悔しいから頑張る」というのは、シンプルでわかりやすいもので、
別にそこに完璧なロジックや答えなんて必要がないと思う。

なので、とりあえず「悔しいから頑張る」を胸に、国語の勉強を開始した。
数学は放置した…とりあえず。


…そしてすぐに壁に遭遇した。


…国語ってさ、どうやって勉強するんですかね?
特に現代文。


よく予備校の講義とか、参考書って、「古文漢文徹底攻略!」とかあるけど、
現代文って、わからない。


これは大いに困った。
しいて言えば、古文漢文よりも、現代文のほうができなかったからだった。
小説は読むけど国語はできません、っていう人だったから。



うーん、どうするかな…


考えてもやもやしていた。



そんな時期、ちょうど国語の先生の授業があった。


若手イケメン先生の!!(*'ω'*)


授業のあとに、ふらーっと、相談しに行ってみた。


「ねーねー、国語ってさー、どうやって勉強するの?」


敬語というものを知らないわたし。 



「ん?なんで?困ってんの?」


「うん」


「勉強する気になったの?笑」


「うん、ちょっとはねー」 


「おー、まじか。ちょっと来なよ」



…呼ばれてついていったのは職員室。
先生のデスクに入っていた、あるものを見せられた。


そして、脇の棚にあった、大量のコピー紙を手渡された。 



「これ一日1ページ、毎日やったらできるようになるよ」

「…毎日かー…めんどくさいね」

「365日分あるよ。1日20分かな。」

「すごいね…」 


渡されたのは、超初級現代文の問題集のコピーで。
初級ー超上級までのシリーズを1年でやれって、そういう話。



「わかんなかったら教えてあげるからやりなよ」 


おお!(*'ω'*)


「…じゃあやる!」

ここから、わたしのやる気の源泉は、
悔しいから頑張る!⇒イケメンの先生と話せるから頑張る!
になった。


やっぱり理由なんていつも単純だ。
複雑なロジックなんて、いらないのだ。
きっかけの大小なんて、関係ないのだ。
日常のどこに、そのヒントがあるかなんて、誰にも予想できない。


恋に関しては、いたって普通の女子高生だった。
そこから本気で、その先生に恋をした。

秘密のデートをたくさんした。
すごく切なくて、楽しくて、でもやっぱり切なかったのを覚えている。
淡い恋だったなら、こんなにきっと、覚えていなかったのにね。

でも、もうそれは、遠い過去のこと。


結局、風邪で40度熱を出した3日分以外は、毎日1つ問題を解いたのだった。
そしてその1年間で、国語も偏差値38⇒72に上がっていたのだった。
受験生になる春が、もうすぐやってくる時期だった。

つづく。


 <バックナンバーはこちら>
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その1。
偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その2。
 偏差値38の女子高生が北海道大学に合格するまで。その3。 

  





働くオトナの心に寄り添うポップソウルシンガーMIMOGY-ミモギィ-。全ての歌詞は実話から。「Only One Song For You」やってます。SHOWROOM(https://t.co/AUfcFSn9zU)にてオトナMusic Bar 配信中♪
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